2008-06-24 源泉 人間の持つ感情である七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)には、意味がない。 なぜ起きるかという根拠を求められない。 天候は刻一刻と変わる。 そこに秩序は認められても「これがルールだ」という必定のルールはない。 ルールは常にそれ以外の何かが決定している。 七情もまた同じ。 起こるべくして起きたことは、起こるべくして起きた。 そうでなかったものは何ひとつない。 意味のなさのあまりに明らかなことが苦しみの源だ。