サイト移行のお知らせ

公式サイトはじめました。以後、こちらに移行します。 今後とも宜敷くお願い致します。 http://nonsavoir.com/

69億人の奏でる世界

本日からミュージシャンの七尾旅人さんのインタビューが掲載されます。 ご笑覧ください。【69億人のポップミュージシャンたちの形づくって行く世界を想像したい】

ひどく

なんだろう あれはとおくのほうを たいへんな はやさで はしるのはずうっと ずうっととおくのほうを めったやたら に ぶんなぐられてからだ が ちぎれちぎれ になっているようなひくいひくい おとを たてているようなむやみに はやいむかしのともだちがおそ…

アンファンパレット代表、新川明日菜さん

NPOアンファンパレットの代表、新川明日菜さんが本日よりMAMMO.TVに登場します。 「親には見えない子供のほんとうの気持ちに寄り添いたい」 アンファンパレッは親の離婚・再婚を経験している子供たちをサポートする団体です。自身も離婚・再婚家庭で育った新…

数学へのいざない

森田真生さんによる「少人数制圏論講座」と数学や貨幣システムの構築に関する内容を盛り込んだ「たくらみゼミ」始まります。 詳細は以下のページで確認ください。 http://bit.ly/hDHVV3 http://bit.ly/hVXXwX

郷原信郎さんに検察の暴走について聞いた

今週から郷原信郎さんの記事が掲載されます。 ご笑覧ください。検察の正義、その根拠はどこにあるか?

掌中の雪

蓄えられた知識や経験といった記憶からは創造や発見は生じない。 記憶に選択はなく、是非もない。 記憶を探っても、私は明らかになることはない。 記憶は私によってつくられた。 記憶は個人のものであり、個人の記憶は私だけによってつくられたことは一度も…

路地の思い出

大学生の頃、朝鮮文化研究会というサークルに顔を出していた。 文化の研究といったところで、そんな高尚なものではない。やっていることといえば、日がな一日部室でごろごろし、小銭をじゃらじゃら言わせてチンチロリンをするか。 夕方になれば鍋を食い、酒…

坂口恭平さん、登場です

本日から、建築家で作家の坂口恭平さんがMAMMO.TVに登場します。 自分のために生きることを止めたとき、躍動した暮らしが始まる。 昨年お話をうかがった小飼弾さんのベーシックインカム論と合わせれば、生きづらい暮らしは瞬く間に解決されそうな気がするの…

学びのハジメ、開催します

来る1月23日(日)に新進気鋭の数学者、森田真生氏による講座「学びのハジメ」が開催されます。 今回はゲストにダンサーの山田うん氏、武術家の光岡英稔氏を迎えての三者鼎談も開催されます。 「数学 × 身体 × 感覚」をキーワードに各分野の異人が「真」を問…

どこにでもあるような家族の風景

父は昨年末、トルコにひとりで旅行に出かけたという。 母がいうには、旅から帰って来て少し様子が変わったという。 確かに変化していた。 「タジキスタン航空のパイロットは操縦がうまかったよ」 そんな話を楽しそうにしていた。スサノオだった父のあのすべ…

虫の世界

昆虫の眼に映る世界は、人間が見ているよりもずっと抽象的なのだという。 いま一匹のアリが白い斑点のある葉っぱを歩いている。彼の足下の光景は、歩行にしたがって緑、緑、緑、白、白、緑というふうに変わって行く。 言うなれば、これはB、B、B、A、A、Bと…

世界の終わりと始まり

『この世界の片隅に』を描き終えた後、こうの史代さんは「漫画家を辞めよう」と思ったそうだ。それくらいこの作品には、吹き荒れる暴力の中で育まれる哀歓が丁寧に描かれている。 続く限り、生活は続く。それが抗い難い戦時下であろうとも。http://www.mammo…

日本のものづくりのイノベーションは、これから始まる

サムスン電子の元常務、吉川良三さんに日本のものづくりの現状と行く末を尋ねました。 http://www.mammo.tv/interview/archives/no276.html 吉川さんの提唱した考えのおもしろいところは、「新リバースエンジニアリング」だと思います よく韓国や中国の製造…

今週のインタビュー

本日より社会学者・高原基彰さんのインタビューが掲載されます。 ご笑覧ください。 「反日・嫌韓・嫌中を叫ぶ世代の胸底にある不安」 「http://www.mammo.tv/interview/archives/no275.html

偏差

この空間、時間において自他に区別をもうけているのは意識であり、 突き詰めると外界の現象と私という現象の境目はあるようでない、ないようであるような、境界は波打ち寄せる汀のような、絶えず形を変える形あってないような淡いとしてあるようなもの。 私…

五百生

ある僧に聞法因縁五百生 同席対面五百生について聞いた。 僧曰く「五百回の生まれ変わりの昔から法を聞く機会を与えられていたが、真実を知る縁がいままさに眼前にした人との出会いにおいて花咲いている」。 ある出会いに伴う因縁が五百回の生まれ変わりとい…

Love Me Tender

実家の母から電話があり、弟の近況について話す。 弟は今年に入り、高校を中退し、通信教育を受けている。彼の行く末に母は気を揉んでいる。 私と弟とは異母兄弟で、23歳離れている。自分の子供といってもいい年齢差だ。思春期の絶頂にいる彼のやるせなさに…

飛跡

「嘘も言い続けりゃ本当のことになる。さぁ、だからオレの胸に飛び込んで来い!」 普段なら「陳腐な」と思うところが、12年前に初めて見た、つかこうへいの「寝盗られ宗介」で、 藤山直美に向けた西岡徳馬のセリフに感電した。 若い役者が四肢を大きく伸ばし…

ダイアロゴスのお知らせ

ポーランドの詩人、レッツはこういった。 「誰がテーゼとアンチテーゼに、きみらはジンテーゼになりたいかと きくだろうか」 確かにテーゼもアンチテーゼも各々の正しさがいずれ止揚されるべきものだとは考えもしまい。 自分の意見が自分にとって正しいと思…

辞任演説

2010年6月2日、鳩山由紀夫首相が辞意を表明した。 いまのところ目を通した新聞媒体そのほかも「移設問題をめぐる迷走」という書き方をしている。 いったいその迷走とは、 日米安保を射程距離に据えたことを明確に表明しなかったことなのか。 あるいは沖縄に…

ベーシックインカムについて小飼弾さんに聞く

本日から小飼弾さんのインタビューが掲載されます。 ベーシックインカムについて尋ねています。 経済の専門家から言わせたら、きっといろいろ問題のある構想なのでしょうが、世の中を回天させる梃子になりえる発想や着眼点なのではないかと思います。 ご笑覧…

霊性について

今朝、ひさしぶりにフリーメイソンにまつわる陰謀論を聞いた。 東京タワーの高さに隠された秘密であるとか鳩山首相の友愛のルーツ云々という話だ。 フリーメイソンににかぎらず、ホロコースト否定であれ、“民主党の正体”や在日特権であれ、おおよそ陰謀論に…

清浄

96年以来、通っていた下北沢の「はるがだ」が昨年夏、店主のツルさんの病により閉店となってしまった。 本当に悲しい。 「はるがだ」を知ったのは、ルポライターの藤井誠二さんに連れていってもらったことがきっかけだ。 当時、ぜんぜん食えなかった(いまも…

この日の学校

昨日、森田真生さんと甲野善紀さんの主宰する「この日の学校in東京」に参加した。 数学者の岡潔いうところの数学のもたらす「鋭い喜び」を伝えるため、「この日の学校」というワークショップを開かれている。そこではたとえば、「いちばんを考える」というよ…

甘き死よ、来たれ

本日からITジャーナリストの佐々木俊尚さんのインタビューが掲載されます。 ご笑覧ください。 佐々木さんのインタビューを通じて思った雑感を少し。 このところの検察関係の報道だけを見ても、マスコミの報道の質の低下は、たしかにひどいものだと思います。…

桜井章一さんのこと

雀鬼こと桜井章一さんに取材した。テーマは教育だ。 彼の本がここ2年くらい非常に売れている。10年前なら確実に裏の世界の人物であったが、その人の言行がビジネスマンに読まれているのだから、隔世の感がある。 それだけに表の危機的状況を物語っているの…

リニューアルします

ブログを書き始めて2年が経ちました。2年間のアクセス数がだいたい2万2000。これが多いのか少ないかわかりません。 少なくともこれほどまでに益体なく、しかも抽象的なことしか書いていないにもかかわらず、のべ2万人の方に読んでいただいたことに驚いてま…

政権交代が社会にもたらす真の変化は何か?

鳩山内閣成立後、内政や外交において路線転換が見られ、メディアはその一挙手一投足に賛同したり、批判したりと忙しい。正誤を問うことも必要だが、もう少し広い視野でこの政権を見たとき、いま起きている政治的な変動の意味を理解できるのではないだろうか…

保坂展人さんインタビュー

今週からジャーナリストであり、総務省顧問の保坂展人さんのインタビューが掲載されます。 改めて八ッ場ダムの問題の構造や今後の民主党政権の動向についてうかがいました。 ご笑覧ください。 「日本が変わったと言えるのは、八ッ場ダム建設が中止され、諫早…